東京散歩。

近所の本屋で見つけた本『東京散歩』。

2006年に半年間だけ、
日本に滞在したフランス人青年が、
折りたたみ椅子とスケッチブックを持って、
東京の街を自転車で走り回り、
気になった街並みをスケッチしたもの。

東京散歩



フランス人からみると、
東京はとても不思議で魅力的な街なんだろうね。

僕らが当たり前に見ている、
例えば、商品のパッケージとか、
野菜や果物についているシールとか、
そういうものもたくさんスケッチしていて、
やはり視点が違う。面白い。

地図も書いているんだけど、
その中の建物などの位置関係が正確。
半年間滞在しただけでよくここまで把握したなと思う。

フランスの洗濯機は温水を使うんだ！
逆にフランスの文化にも少し触れられる。

もともとは、フランスで出版され話題となり、
後に翻訳されたみたい。
フランス人にとっては、
普通のガイドブックでは分からない、
作者のユーモアな視点から描かれている東京に
魅せられてるんだろう。

最近よく東京の街を散歩してるけど、
日本人の僕でもこの街は面白いと思う。
（まあただの片田舎もんなんですけど。。。）

自分たちが住んでいる街のことを
批判的に言ってしまいがちだけど、
その中でも面白いと思えるものは、
どこにでも転がっているし、それを探したいと思った。


そういえば、
この本の中でちょっと出てきた
『ロスト・イン・トランスレーション』。
まだ観てなかったので今度観てみよう。

ロスト・イン・トランスレーション [DVD]