『るろうに剣心』

原作が好きだから、映画も観てみようのコーナー。

ということで、

観てみました、『るろうに剣心』。

これですね。

るろうに剣心 通常版 [DVD]


ここからネタバレするのでご注意を。



あの長い話の全部をやらないのは当然だろうけど、
どこをどう切り取って映画用の脚本に仕上げたのか、
その辺が気になってた。

予想通り、序盤の話がベースになってた。
武田観柳のところね。
そして、ラスボスが鵜堂刃衛！
なんかごっちゃになってる。。。

しかも、武田観柳の下で用心棒をしていた、
四乃森蒼紫たちは出でこず。

まあね、その辺は映画だからしょうがないかと。

でも、全体的な雰囲気というか、
映画の”色”というか、それは漫画とは異なってた。
劇中に流れる音楽にしてもそう。

血みどろの戦いの中でも失わない
あの柔らかさというか、穏やかさ、コミカルさ。
そういうのがもうちょっと描かれてると良かったなぁ。

たしかにアクションはすごかったけど。
それを前面に押し出すとああいう内容にはなるんだろうね。
まあ好みの問題かと。

剣心と雪代巴との話が好きなんだけど、
その辺はこの映画では出てこなかった。
（頬の傷は殺した相手の許嫁に付けられた、
　というセリフはあったけどね。）

あの話だけでも映画に出来ると思うんだよね。
いつか誰かやってほしいなぁ。

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