ユニコーン 『ケダモノの嵐』

ふと気づいたんですけどね、右のメニューのカテゴリー見たら、
何の記事も書いていないアーティストがある・・・。
カテゴリーだけ作っといて、いつか書くだろうと。。。そして今に至る。

ん～、すっかり忘れてた。

ということで、カテゴリー０件撲滅シリーズを実施します。

まず第１弾は『ユニコーン』。（ちょっと長くなりますよ。）

ユニコーンは、まあ、知ってる人多いだろうね。
1995年に解散したロックバンドで、
奥田民生・西川幸一・堀内一史（EBI）
手島いさむ・阿部義晴（阿部B）の５人組。

正確に言うと、デビュー当時は女性が１人いて
（EBIさんの元奥さんね）
その人が脱退した後に、阿部Bが入って、
解散直前には、西川さんが一足先に脱退。

でも、やっぱり上に書いた５人がユニコーンって感じだよね。
ドンピシャ！っていう世代は、２０代後半～３０代かな～？

俺は、まだ音楽に疎かった中学の頃に、友達に教えてもらって、
初めて聴いて、それ以降、ロックが好きになってしまった。
俺のジャパニーズロック好きの原点となったバンドですね。

で、そのユニコーンのアルバムの中でも、一番好きかな～。
『ケダモノの嵐』

1990年リリース。中学の頃よく聴いてました。
レンタルしてきて、カセットに録音して。当時はまだカセットだもんね。

曲目は以下のとおり。

1. 命果てるまで
2. フーガ
3. ロック幸せ
4. ケダモノの嵐
5. エレジー
6. 自転車泥棒
7. 富士
8. リンジューマーチ
9. スライム・プリーズ
10. CSA
11. いかんともしがたい男
12. 夜明け前
13. 働く男
14. スターな男

ユニコーンの魅力の１つでもあるんだけど、楽曲の種類が豊富。
ほんとに１つのバンドなのか？！って感じ。
メンバー全員が作詞・作曲、さらに自ら歌ってたりするからだろうね。
歌詞もかなり独特だし、面白い。

『命果てるまで』では、ラブホテルでの出来事を歌い、
『リンジューマーチ』は、死後の世界を楽しく、（これは好きな歌です！）
『いかんともしがたい男』は、会社に休みの電話をかける時の状況を、
『CSA』なんかは、ただ単に事務所（だっけな？）の住所を叫んでるだけ。

まあ、そんな変わった曲以外にも、もちろん名曲はあって。
『自転車泥棒』とか『働く男』は有名だね。
『夜明け前』なんかは阿部Bがしっとりと歌ってます。
2曲前の『CSA』では、叫んでるんやけど（＾＾；

でも、今考えるとさ、こういうバンドが売れたんだから、不思議だよ。
（それは失礼かな・・・。）


最近のバンドは、どうも真面目すぎる気がして。
俺が最近好きで聴いてるバンドもそうだから、
それが悪いとは思わないんだけど。
こういうさ、バラエティーに富んでて、メロディと音はしっかり聴かせ、
ふざけてるような曲もあるけど、感動的な曲もあったり、
っていうバンドはもう２度と出てこないだろうなぁ、
とちょっと寂しいんです。

ここでちょっと試聴できるので、聴いてみてくださいな。


ではでは、次回は、中村一義＆100sを。