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毎日音楽聴いてないと生きていけません。since 2006/06/03
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この前の続きになりますけど、
民藝についていろいろ知りたくなってですね、
その過程で、以下の2箇所を見学してきました。

白樺文学館
日本民藝館

ですので、ちょっとした紹介や感想などを書いておきます。

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白樺文学館は、近所なので、とことこと歩いて。
その存在はうっすらと知ってたけど、
どんなところか今まで全く知らなかった。
近いのに。

そもそも、「白樺」ってのは、
柳宗悦、志賀直哉、武者小路実篤らが、
1910年に創刊した文芸誌です。
まあ、今でいう同人誌みたいなものなのかなぁ。

白樺文学館は、その文芸誌に関係する、
書物、絵画、陶器などの文芸品が展示されてます。
彼らがこの地区で生活して、語らって、
作品を創作していたことを感じることができて、
とても興味深い場所でした。


日本民藝館の方はね、
京王井の頭線の「駒場東大前駅」から徒歩5分ぐらいかな。
1936年に開設された、民藝運動の中心的な建物。
柳宗悦らが世界各地から集めた回った陶器などが
展示されています。

意外と見学者が多かったなぁ。
お年寄りから若い人、外国人の方まで。

ちょうどいま、バーナード・リーチ展が開催されてて、
彼の作品も数多く展示されていました。
小鹿田で作った作品も結構多くて、ちょっと親近感。
でもそれは、小鹿田焼のような幾何学模様的なものではなくて、
リーチっぽい、動物の画を描いたものが多かった。

この日本民藝館では、書物や陶器なども売っていて、
僕は、柳宗悦の著書「民藝とは何か」を買いました。

民藝とは何か (講談社学術文庫)
民藝とは何か (講談社学術文庫)

日本人が生活の中で普段使っている工芸品が
如何に美しいか、ということを切々と説いている本です。

明治維新後の日本に、西洋文化が大量に押し寄せてきて、
それまでの文化を片隅に追いやってしまうような
そんな危機感があったのかもしれない。
「普段の美」が理解されないことへの怒りすら感じる。
まだ全部読んでないけど、その思いがすごく伝わってきて、
こういう人もいたんだなと、とても興味深いです。

読み終わったら、また感想でも書こうかな。

では、最後に、1曲。

♪『Rollin' Rollin'』 七尾旅人×やけのはら (YouTubeより)



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