リトルメロディ。

日本の工芸品、民芸品とかが気になり始めて、
最近、本を読んだり、ネットで調べたりしてみてます。
まだまだそんなに詳しくはないけどね。

そうしているうちに、
民藝運動、柳宗悦、バーナード・リーチとかに辿り着いて、
さらに、僕の地元名産の陶器である「小鹿田（おんた）焼」、
今住んでいる街にも辿り着いた。

なんだよ、結構、身近だったんだ。

民藝運動ってのは、そもそも、
日常的な暮らしの中で無名の職人によって作られた、
民衆的美術工芸の美を発掘して、それを世に広めよう、
という運動とのこと。
1926年（大正15年）に、柳宗悦が中心となって、
始まったようだね。

90年くらい前にこういうことを考えて行動し始めた、
その思考が非常に気になるなぁ。
もっと知りたい。

日本人は元々、暮らしの中における、
美意識とか感受性のようなものが強くて、
それを表現することが日常的だったのかもね。
縄文土器とか見ててもそう感じる部分はあるよね。

それは、日本独特のもので、四季が影響しているのか、
どうやって築かれたものかはわからないけど、
僕らにもそういう感覚はあるんだろうな。
すごく大事にしたい。

と最近思うのでした。


名も無い人々が奏でる日常的な音楽というのも、
昔からあったんだろうね。


♪『湘南が遠くなっていく』　七尾旅人　（YouTubeより）



リトルメロディ