全部違うと知ることだ。

昨日の深夜3時頃にフジテレビで放送されていた、
ドキュメンタリー番組を思わず見てしまいました。

番組ディレクター自らがシェアハウスに住み、
そこの住人達をカメラで撮りながら取材する、
という内容。

そこのシェアハウスに集まっていたのは、
職業も年齢も国籍も関係なく、多種多様な人たち。

そして、その中で、
住民と積極的にコミュニケーションを図る人、
コミュケーションを取りたいがうまく出来ない人、
交流の場には一切顔を出さない人。

その現実がリアルに描かれてて、とても面白かったな。

僕も今回引越し先を考えているときに、
シェアハウスのことも頭をよぎりました。
他の住民とうまくコミュニケーション取れるかは
分からないけど（＾＾；

ただね、これまで辿ってきた過程や立場が違う人たちの
話を聞いたり、その姿勢を垣間見れるということは、
すごくいいし、そんなコミュニティがあってもいいよね、
と思うのです。

自分が多くの時間を過ごしているコミュニティの中では、
どうしても、周りの人と同じような考え方になってしまったり、
そのコミュニティ内の常識で固まってしまう部分はあると思う。
例えば、会社の職場とかね。

たまに、ちょっと違うコミュニティに入ると、
いろんな仕事の状況や、考え方や、生き方があるんだな、
と気づくことが多い。
自分自身の社会に対する見方にも違いが出てくると思う。

だから、ずっと同じコミュニティで過ごすよりも、
いくつかのコミュニティに身を置いたり、離れたり、
そして、また帰ってきたり。
そういうことを繰り返した方が、楽しいだろうし、
自分のためになるだろうなって、最近は思う。

そんなこと考えなくても、
実は僕らはいろんなコミュニティに属してるわけだけど、
それをもっと意識的に考えようかなということね。


とか言いつつ、
今、僕自身は「一人」という場面が多いわけだけど。
それもまたいい時間なんだよね。


なんか話が脱線気味になってしまった。
いつものことだね。


そうそう、番組の最後には、この曲が流れていました。

♪『くせのうた』　星野源




「知りたいと思うには　全部違うと知ることだ」
この歌詞が好きなのです。


ばかのうた