どれくらい生きるつもりの生き方？

恥ずかしながら、正直なことを言うと、
会社員の頃は、給料明細もあまり見なかったし、
何がどれだけ給料から引かれてるか、意識が薄かった。

・健康保険
・年金
・住民税

・・・なんでこんなに金がかかるんだ！今になって痛感しています。

上記3つだけで、出費のかなりの割合を占めてる。

で、退職したあと、これらをどうしたかというと、
まずね、健康保険。

会社辞めたら、国民健康保険に切り替えなきゃいけないんだけど、
僕の場合の保険料を計算してみたら、任意継続した方が少しだけ
安いことが分かったから、任意継続にした。

任意継続って、元々入っていた健康保険に継続して加入すること。

保険料の計算方法はネットで調べればすぐにわかる。
国民健康保険の保険料の計算は、
市役所のホームページに計算方法があったので、
それで計算して、元々入っていた健康保険組合に電話して、
任意継続したときの保険料を聞いて、比較した。

ということで、退職時に一旦は保険組合から脱退ということで、
健康保険証を返すんだけど、その後に、任意継続の手続きをして、
再び、健康保険証をもらいました。

ただし、任意継続には2年間という期限がある。
あと、これは僕が入っている健康保険組合だけなのかどうか
分からないけど、口座引き落としがなくて、保険料は振込みです。
そして、期限日の保険料振込みを忘れると、、、
なんと次の日から資格喪失。
これは気をつけないといけない。


次に、年金。
今までは、厚生年金だったけど、国民年金に加入しなきゃいけないから、
これは自分で市役所に行って、手続き。
離職者は、離職票があれば、免除申請することが可能。
ということで、僕は、免除申請してみた。
その申請が通るかどうかの結果は、
2~3ヶ月後に通知が来るらしいんだけど、（ながっ！）
離職者はほぼ間違いなしで、申請が通るとのこと。
ちなみに、今年度の国民年金の保険料は1ヶ月14,980円。

ただし、免除すると、その分、年金支給額が他の人よりも、
安くなっちゃいますよ、ってのはある。
それが嫌なら、後々、免除した分を払うことも可能。

でね、この免除申請が通ると、なんと、
確定拠出年金を一時金として受け取ることができるらしい。

確定拠出年金は、会社辞めたら、次の会社の確定拠出年金に入るか、
自営業などの人は、個人型の拠出年金に入るか、しなくてはいけない。
だけど、自分が入ってた確定拠出年金のサポートセンターに聞いたら、
国民年金で免除申請が通れば、一時金として受けとれるとのこと。
僕もその方向で手続き予定。

以上、長々と。
なるべく毎月の出費を抑えて、
将来のお金よりも今使えるお金を確保したい、
という考えなわけです。
考えは人それぞれなので、まあ、参考程度に。

ちなみに、住民税は基本的に免除等はなさそう。
特例はあるかもしれないので、
それは各自治体で調べる必要がありそうだね。
来月、市から納税通知が来るんだろうな。

だけど、考え方によってはね、これだけ納めているんだから、
自治体で無料で受けられるサービスはとことん利用してやろう！
っていう気持ちにもなるよね。
その辺は少し意識変わったかも。


今まさに、社会保障・税一体改革が議論されているけど、
これからどうなるんだろうね。
日本の人口は確実に減っていくし、高齢者の割合も急激に増えていく。
それについて僕らの世代は、ちゃんと考えなきゃいけないよね。

はっきり言って、会社員を続けていたら、考えなかったかもしれない。


最後に。
大好きな作家である伊坂幸太郎さんの『終末のフール』という
作品の中の言葉。

「明日死ぬとしたら、生き方が変わるんですか？
　あなたの今の生き方は、
　どれくらい生きるつもりの生き方なんですか？」

終末のフール (集英社文庫)